-
言葉で言うのは簡単ですが、当然、そのままの花たちを無造作に集めても、装花としては成り立ちません。ガーデンの花をテーブルに飾り、装飾として鑑賞に値するものにするためにはやはりそれなりの法則があり、技法があります。
日英フラワーアレンジメント協会では、1993年の立ち上げから、一貫して、英国ガーデンスタイルの精神と技術を日本の地に紹介してきました。色彩や素材の選択方法や形状の特徴を一定のカリキュラムに落とし込み、また、ポーラ・プライク、シェーン・コノリー、エレコレ・モロニーといった、英国で活躍する多くのデザイナーを招聘、サマースクールを開催し、現在のトレンドも積極的に吸収しております。
そして、ここで学んだ知識と技術を基に、多くのフラワーデザイナーたちが巣立って行き、ウエディングの現場やスクールの開校など、様々な分野で実績を重ねております。日本側チェアーパースン かわべやすこ 履歴:英国のフラワースクールを卒業後、ロンドン・リバティとハロッズで3回のフラワーショーを行う。帰国後、英国ガーデニングスタイルの形、色構成を分析し、理論化し、ガーデンスタイルを確立。京都でフラワーボックスを開店、ウエディングをはじめとした花の現場で花仕事に従事。同時に日英フラワーアレンジメント協会を設立し、国内外での交流を展開し、ガーデンスタイルの日本での普及に努める。 著書に「花翻訳者」「英国風ウエディングの花」「フラワーイノベーション(監修)」「かわべやすこのガーデンスタイルアレンジメント」「かわべやすこの英国風ブライダルフラワー」「かわべやすこの幸せを呼ぶ花」「京都・ロンドン花物語」
英国側チェアーパースン エレコレ・モロニー ロンドンのニューコペントガーデンフラワーマーケットのフラワーアーティスト。独特の色彩感覚と、大胆かつ緻密なアレンジで注目される。ロンドン気鋭のアーティスト。セレブの花・アカデミー賞のフラワーデザイナー。日本でも「花時間」「FIGARO」「ベストフラワーアレンジメント」etc. 多数紹介されている。